2020/11/21 15:39



シンセサイザー・オーケストラは、最新デジタル技術を用いたAI時代の音楽メソッドです。

質の高いオーケストラ教育を効果的に普及するために、ハードウエア・ソフトウエア・アートウエアを総合的に研究します。世界のシンセサイザー・アーティスト冨田勲先生(尚美学園大学大学院教授)が開発したトミタメソッドを引き継ぐ、電子楽器開発者の湯川純郎先生をエクゼクティブ・アドバイザーとして迎え、シンセサイザー・オーケストラの概論・実習・演習を提供します。

シンセサイザー・オーケストラとは

なんといってもクラシック音楽の最大の魅力は、オーケストラによる音の壮大な響きです。シンセサイザー・オーケストラは、弦楽器パートに電子音楽を加えることで、フルオーケストラの響きを実現します。

シンセサイザー・オーケストラのメリット

ロマン派の音楽を奏でるオーケストラでは100名を超える編成になることもあります。一方、シンセサイザー・オーケストラの編成は、弦楽器パートとシンセサイザーなので、最大でも1/3程度です。

人員が少ないことは、コスト低減に繋がります。実際にプロのオーケストラを雇うには数百万円以上かかります。一般的にオーケストラの演奏には、千人規模の大型ホールが必要になり、費用がかかります。さらに、音楽会を採算ベースに乗せるには、多くの聴衆を集め、それを管理しなければなりません。

このような、金銭的、空間的な制約が、クラシック音楽振興を妨げています。シンセサイザー・オーケストラの導入により、気軽にオーケストラ環境を創生できます。

シンセサイザー・オーケストラによるオーケストラ教育の革新

①オーケストラ教育の機会創出
クラシック音楽をリベラルアーツ の全人教育として行うのに、最も優れた方法はオーケストラ教育です。しかし、100人にも及ぶオーケストラのメンバーをマネージするのは、大変な労力と費用を必要としますから、気軽に始めると言う訳にはいきません。金銭的、空間的な制約が少ない、シンセサイザー・オーケストラの導入は、オーケストラ教育の機会創出に繋がります。

②ソリスト教育における活用
クラシック音楽の専門教育は、ソリスト教育中心です。オーケストラをバックに演奏する協奏曲を一生懸命練習しているのに、オーケストラと1回も共演することなしに、音楽教育を終えるケースも多いでしょう。シンセサイザー・オーケストラの導入により、シンフォニーの響きの中での演奏体験を早い段階で提供できるようになります。


シンセサイザー・オーケストラ研究室/Laboratory of Synthesizer Orchestra

以下のメンバーでシンセサイザー・オーケストラを研究しています。
シンセサイザー・オーケストラに関する実演や体験会などを希望される方はご連絡下さい。

音楽監督(Music Director):久保 陽子 日本を代表するソロ・ヴァイオリニスト


3歳よりヴァイオリンを始め、J.イスナール、斎藤秀雄らに師事。フランス留学後、J.シゲティに師事。ソリストとして精力的に活動する一方、室内楽奏者としても活躍。’62年チャイコフスキー・コンクール第3位。 ‘64年パガニーニ及び’65年ロン=ティボー・コンクール第2位。‘67年クルチ・コンクールで第1位を獲得。



フェロー(Fellow):松崎 颯太 作曲家 シンセサイザー・アーティスト


6歳よりピアノを始め、9歳から青島広志氏に和声・作曲を師事。東京藝術大学音楽学部作曲科を卒業。野平一郎氏に作曲を師事。クラシックだけでなくジャズやポピュラーなど幅広いジャンルの演奏を得意し、ジャズサックスプレイヤーのMALTA氏とも多数共演。



フェロー(Fellow):渡邊 多佳子 ヴァイオリニスト


生後7ヶ月より母の手ほどきを受け、ヴァイオリンを宮田佳代、沼田園子、久保陽子の各氏に師事。東京音楽大学付属高等学校在学中の推薦試験でトップの成績を修め、給費入学奨学生として東京音楽大学入学。第20回栃木県学生音楽コンクール弦楽器部門第一位。第9回日本クラシック音楽コンクール東京本選にて優秀賞、全国大会入選。現在はヴィルトーゾの真髄を継承するべく、久保陽子先生に指導を受けつつ、多岐に渡って活動している。



フェロー(Fellow):川口 さくら ヴィオリスト


3歳よりピアノ、6歳よりヴァイオリンを始める。2014年東京藝術大学音楽学部にヴァイオリン専攻で入学し、原田大志、野口千代光の各氏に師事。同年12月よりヴィオラに転向し、店村眞積氏に師事。2020年東京音楽大学アーティストディプロマコースを卒業。第22回ブルクハルト国際音楽コンクール弦楽器部門にて第二位。2017年東京音楽大学コンクール弦楽器部門第一位。2019年第40回霧島国際音楽祭で音楽監督賞を受賞。



技術顧問(Executive Technical Adviser):湯川 純郎
 トミタメソッドを引き継ぐ電子楽器研究開発者。

和歌山県出身。山形大学大学院工学研究科電子工学専攻修了後、1986年ローランド(株)入社。主にシンセサイザーのサウンドデザインの仕事に従事。「芸術と技術」を融合させたアートウェアの確立を目指す。2019年10月にローランド(株)を退社し、Resonance81代表取締役社長。クリエイティブ・ビジネス・プロデューサー。