2021/09/16 15:26
弦楽器専門誌「サラサーテ」20年10月号、ピグマリウス・アカデミア連載企画において記事『ブラジルのジュニアオーケストラを支援 その先には、持続可能な弦楽器産業の育成を』および当法人広告が掲載されました。
弦楽器専門誌「サラサーテ」2020年10月vol.96 表紙
記事「ブラジルのジュニアオーケストラを支援 その先には、持続可能な弦楽器産業の育成を」(p.41-)
2020年2月にブラジル・ペルナンブコ州レシフェを再訪した一般社団法人PYGMALIUS
ACADEMIA理事長 堀酉基(Mr.
Yuki Hori)とブラジル中央協会理事 岩尾陽 氏(Mr.Akira Iwao)が、8年前より支援している地元ジュニア・オーケストラの近況と今後の展望について雑誌インタヴューに応えました。
2012年にブラジル原産の弓材ペルナンブコの商談をきっかけに始まった二人の関係は、現在では現地のジュニア・オーケストラ「オルケストラ・クリアンサ・シダドン(Orquestra Criança Cidadã)」の活動支援や、弓材の故郷ブラジルに製作学校と弓づくり産業を根付かせるプロジェクトを進めています。
これまでブラジルは世界的に希少なペルナンブコ材の原産地としての価値しか見られてこなかった現実があります。しかしこうした価値観のままでは、一方的な資源搾取にとどまる一方であり、持続可能な産業構造は生まれません。私たちピグマリウス・アカデミアは、現地のオーケストラ教育の支援および、楽器産業を目指す職人の育成、そしてブラジルで付加価値の高い製品として楽器楽弓を輸出する産業構造を作ることで、現地の人々のこころと暮らしと豊かにしていきたいと考えています。
広告掲載「いい音で、音楽の喜びを広げよう ピグマリウスアンバサダー、はじまります」(p.40)