2021/09/16 15:28
新型コロナウィルスの感染拡大から1年半が過ぎた現在、各団体の演奏活動に大きな制限がかかっています。このような環境下、大学オーケストラの活動はどのような変化を求められ、どんな成長があったのか。今回は、当法人とも所縁のある、学習院輔仁会音楽部管弦楽団にインタヴューを実施し、管弦楽団責任者の武田南美(たけだ みなみ)さん、楽事委員長・学生指揮の石川未夕(いしかわ みゆう)さん、コンサートマスターの関矢雄太(せきや ゆうた)さん、学習院大学外国語教育研究センター教授で学習院輔仁会音楽部大学部長の加藤耕義(かとう こうぎ)先生に、コロナ禍の中でのオーケストラ活動についてお話を伺いました。
学習院輔仁会音楽部は1922年に創部し、管弦楽団・混声合唱団・大学男声合唱団・大学女声合唱団・女子大女声合唱団の5つの団体から成り、現在は学習院大学・学習院女子大学の学生総勢200名ほどの部員が在籍しています。
学習院輔仁会音楽部管弦楽団は、武田さん、石川さん、関矢さんたち3年生が担当学年としてリーダーシップをとりながら、オーケストラ活動に必要なすべての業務を学生が運営しています。コロナ禍においては通常の運営に加えて、団員の体調管理や、大学および外部施設との調整など、演奏会の開催に向け沢山の努力と経験を重ねてきました。
そうした成果が実り、2021年5月には管弦楽団第60回定期演奏会をライブ配信で実現しました。そして2021年11月には音楽部第65回定期演奏会でベートーヴェン交響曲第九番≪合唱付き≫の開催を目標に邁進されております。
ピグマリウス・アカデミアでは「質の高いオーケストラ教育と楽器をみんなに」を理念に掲げ、学生オーケストラを応援しております。