2021/09/16 15:56
ピグマリウス・アンバサダー 第1期 活動レポート
【募集期間】 2020年8月15日 土曜日 - 9月30日 水曜日
【貸与期間】 2020年10月15日 木曜日 より6ヶ月間
「ピグマリウス」は、 1976年生まれの日本の弦楽器ブランド 。ヴァイオリンの原点にして 最高峰のストラディヴァリウスを理想として、音と美観の調和にこだわり、半世紀近くに渡って製作してきました。
「日本ブランドのピグマリウスをもっと知っていただきたい」「プレイヤーの皆さんと⼀緒にブランドを育てていきたい。」との想いから、ピグマリウス・アンバサダーを募集し、学生さんからプロ演奏家の方まで合計10名の方に6ヶ月間貸与いたしました。
このレポートでは、アンバサダーの皆様からのいただいた声をご紹介いたします。
【貸与したPygmalius製品について】
今回貸与したピグマリウスのフラッグシップ ・ヴァイオリン <ペル・オルケストラ> とその同等品についての感想です。
Q. 製品の外観はいかがでしたか
Q. 音色はいかがでしたか
Q. 音量はいかがでしたか
Q. 弾きやすさについて教えてください
Q. 音の反応はいかがでしたか
Q. 表現力はいかがでしたか
【アンバサダーの皆様からいただいたコメント】
アンバサダー終了時のアンケートより、一部抜粋して掲載しております。
■Aさん(中学生)
Q. Pygmaliusアンバサダー期間中の活動や、周りの方の反響などがあれば教えて下さい。
コロナ禍で様々な活動ができなかったのですが、3月に定期演奏会をすることができました。ピグマリウスのヴァイオリンは、優しくあたたかい音色でした。
Q. 今後、Pygmaliusブランドへの期待や要望を具体的にお知らせ下さい。
ピグマリウスアンバサダーになって、特別なヴァイオリンを演奏することができて感謝しています。これからは、自分の楽器(ピグマリウス)で練習を頑張っていきます。
■Bさん(中学生)
Q. Pygmaliusアンバサダー期間中の活動や、周りの方の反響などがあれば教えて下さい。
師事しているピアノの先生の発表会や、ミサ曲演奏などで使用しました。例年であればその他演奏機会があるのですが、コロナ禍の為活動制限がされてしまいました。
Q. 今後、Pygmaliusブランドへの期待や要望を具体的にお知らせ下さい。
様々な角度から科学的に分析をし研究したら、量産品でも手工品の良さ実現出来るのではないのかと思います。
Pygmaliusブランドの上位モデルで、手工品との差が可能な限り縮まった楽器が誕生することを切に願っております。
■Cさん(高校生)
Q. Pygmaliusアンバサダー期間中の活動や、周りの方の反響などがあれば教えて下さい。
所属オーケストラ部の演奏会で使用しました。周りから、オーケストラの中でも音がよく飛ぶという意見がありました。
Q. 今後、Pygmaliusブランドへの期待や要望を具体的にお知らせ下さい。
学生オケで中高生から楽器を始めるにはちょうど良い価格だと思います。オーケストラ用の楽器ということで最初はあまり音が目立たないような楽器なのかなと思いましたが、実際使ってみると全然そのようなことはなく、ちょっとしたソロなら十分活躍してくれます。
少し調弦が狂いやすかったのと、E線に使用しているアジャスターが硬かったのが気になりました。
■Dさん(大学生)
Q. Pygmaliusアンバサダー期間中の活動や、周りの方の反響などがあれば教えて下さい。
所属オケの友人とモーツァルトの弦楽四重奏を演奏、バイオリン教室の子どもたちとカノンの合奏を行いました。音色がイタリアの楽器みたいと言われました。高音が綺麗な印象。
Q. 今後、Pygmaliusブランドへの期待や要望を具体的にお知らせ下さい。
f字孔や曲線の作りがとても綺麗でした。茶色いペグのデザインも好きです。高音が明るく響きイタリアの楽器のような音色でした。しかし、低音が浅く軽い印象です。高音の響きはそのままに、低音がさらに重く深い音が出るとさらに良くなると感じます。そのような楽器になれば是非購入したいと思いました。
■Eさん(大学生)
Q. Pygmaliusアンバサダー期間中の活動や、周りの方の反響などがあれば教えて下さい。
大学オケの公演や練習の際に使用させて頂きました。音響の良い部屋で良く響く名器だと周りに言われます。
Q. 今後、Pygmaliusブランドへの期待や要望を具体的にお知らせ下さい。
弾けば弾くだけ身体にフィットしてくると感じます。これからも沢山の方に愛されることを切に願っております。
■Fさん(30代女性)
Q. Pygmaliusアンバサダー期間中の活動や、周りの方の反響などがあれば教えて下さい。
音楽を通じて繋がっている友人とオンライン越しに演奏をしあったり、オトナの音楽教室に通い始めたり、少しずつ音楽との関わりを増やし始めました。ピアニストの母と共演し、コロナが落ち着いたら友人を自宅に招き演奏会をすることをも検討しています。
Q. 今後、Pygmaliusブランドへの期待や要望を具体的にお知らせ下さい。
Pygmaliusのような素晴らしいブランドを、私自身恥ずかしながら存じ上げませんでした…。西洋音楽をたしなむ方の中にはどこかでヨーロッパ製が一番優れている、という固定観念があるかと思います。しかし、それはただ知らないだけです。知るきっかけが、もっと広がっていければと思いました。
■Gさん(40代男性)
Q. Pygmaliusアンバサダー期間中の活動や、周りの方の反響などがあれば教えて下さい。
同価格の海外製の楽器をたくさん試奏しましたが、ピグマリウスの能力の高さはピカイチでした。毎日スタジオでの練習に使用しました。
初心者なので、共鳴や重音で正確な音を探りますが、ピグマリウスの共鳴のしやすさは完璧です。まさに初心者が上達する為に必要な機能を備えた楽器と言えるでしょう。バイオリンの先生いわく、オールド楽器が弾きやすいとは限らないとの事でした。ですから初心者はまずピグマリウスで練習して、ステップアップ時に、モダンやオールドを持つべきだと思います。50万以下で良い楽器を探している方にはピッタリです。
Q. 今後、Pygmaliusブランドへの期待や要望を具体的にお知らせ下さい。
イタリア新作バイオリンのような100年後に価値が上がるようなピグマリウスをラインナップに出して欲しいです。
■Hさん(演奏家)
Q. Pygmaliusアンバサダー期間中の活動や、周りの方の反響などがあれば教えて下さい。
オーケストラ公演、イベントでの生演奏、宅録案件、動画案件などのリハーサルや練習に活用させて頂いたり、初心者の方に体験して頂く機会もありました。
Q. 今後、Pygmaliusブランドへの期待や要望を具体的にお知らせ下さい。
ブランドとして、少し高級感のある世界観を感じることができました。趣味の初心者にとっては凄く安価なラインというわけではないので、今後ターゲットをどこに狙っていくのかが気になるところです。
■大庭絃子さん(演奏家)
Q. Pygmaliusアンバサダー期間中の活動や、周りの方の反響などがあれば教えて下さい。
レッスンの指導やスタジオ規模のコンサートなど様々な用途で演奏させていただきました。
Q. 今後、Pygmaliusブランドへの期待や要望を具体的にお知らせ下さい。
同じ価格帯の楽器と比べると、弾きやすさや楽器の作りを見ても、ピグマリウスのシリーズはとても良いものだと感じました。
新作楽器を選ぶ際、見た目も大切なポイントだと思いますが、「綺麗な楽器ですね」と仰っていただくことが多かったです。
ペルソリスタのさらにもうひとランク上の価格帯のものもシリーズ化されると、音色も音量も表現の幅が広がると感じました。
大庭絃子さんプロフィール
桐朋学園大学卒業。第4回日本イタリア協会コンコルソ金賞、第12回全日本芸術コンクール第2位(1位なし)。高嶋ちさ子12人のヴァイオリニスト 元メンバー。認定NPO法人トリトン室内楽アウトリーチ奏者。横浜市栄区民文化センターリリス主催「午後の音楽会第104回リサイタル」出演。Miss World Japan2015タレント賞受賞。
▷ピグマリウス・アンバサダー第2期の募集についてはこちらをご覧ください。